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「年収を取りますか?命を取りますか?」

激務の仕事では、しばしば問われることです。
日々終電始発を繰り返していれば、寿命が縮まることは医学的にほぼ証明されています。
ただ、仕事の難易度が上がり、扱う金額の桁も変われば自ずと費やす時間は増えてゆきます。

古いデータですが社会実情データ図録によると、2000年において週当たり労働時間が50時間以上の労働者割合で見た場合、先進国18カ国中、日本はトップで28.1%。
2位ニュージーランド21.3%、3位米国20.0%です。

最も割合が低いのはオランダで1.4%。
1日10時間労働、平日5日で50時間ですので、勤務時間が午後5時までであれば午後7時までには大半のオフィスが閉められる計算です。

うらやましい。
そんな声が聞こえてきそうですが、日本で実際にこのような状況になるとどうなるでしょうか。
恐らく、むしろ馴染まないのではないかと思います。

以前、転職希望の方のお話しを聞いた際、こんなことをおっしゃっていました。
「今の会社は4時50分には皆が帰る支度を始め、5時ちょうどになると誰もいなくなる。会社に将来性が感じられないので転職したい。」
もちろん残業したいと言っている訳ではありませんが、真面目な日本人は勤労体質があります。

使える時間をフルに使ってアウトプットする。
仕事の複雑さ故に高い能力が求められ、それを完遂した時に得られる爽快感や充実感は達成した者にしか分からないモノと言えます。
要はその仕事にやりがいがあるか。
残業大国日本は、業務量が多い分そんなチャンスのある国なのかもしれません。

尚、私は自らにはなかなか実践出来ないものの、残業容認派ではありません。
昔、「ハイパフォーマー程帰るのは早い。」と教えて頂いたことがあります。
 

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