
保険の相談掲示板
投稿日時: 07/06/12 23:24カテゴリー:生命保険について
| 質問 | |
| タイトル | どうして損害保険会社が医療保険を売っているのでしょうか |
|---|---|
| 相談者名 | さやぴー |
| 相談者情報 | 性別:女性 年齢:20代 家族状況:独身 職業:学生 |
| 今年の秋に就職活動を控え、保険や銀行などの金融業界を志望しています、都内の大学に通う20歳女です。大学の授業の一環で、いま保険業界を騒がせている保険金不払いについても研究していまして、ひとつ疑問にお答えしてもらいたく投稿します。 昨年に三井住友海上火災保険(株)の医療保険の保険金不払い発覚をきっかけに他の損害保険会社でも同様の不払い事例がでてきておりますが、そもそもなぜ損害保険会社が医療保険の販売しているのでしょうか? 調べてみたところ、多くの損害保険会社が関連会社に生命保険会社を持っていることが分かりました。素人的発想ですが、同じ系列であれば生命保険会社に任せればいいのにと思うのですが・・・。 それとも損害保険会社の医療保険と、生命保険会社の医療保険には何か根本的な違いがあるのでしょうか。わかる方、どうか教えてください。 |
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| 回答者名 | 保険総合コンサルタント http://ag.hokenwithu.com/akari2/ |
|---|---|
| 回答 (投稿日時) 07/06/13 01:20 |
こんばんわ、相談掲示板への投稿有難うございます。 損害保険会社が医療保険を販売している事についての疑問でございますが。 生命保険代理店の立場からお話させていただければ以下のような点が挙げられるのではないでしょうか。 あくまでも私が理解している範疇および業界に身を置く者として様々な方面から入ってくる情報を分析したうえでの回答と解釈ください。 ○医療保険は、他種目(損害保険分野の商品も含め)を通して損害率が比較的低い事、すなわち保険金支払いについてはお客様から頂いた保険料総額に対して支払う方が低いという事。つまり利益が出易い。 ○保険事故が発生した時の対応として、自動車保険のように示談交渉や各種複雑な手続きを査定が動く必要が比較的少なく社員労力が低く、緊急性も低いケースが多いこと。自動車保険等であれば、迅速な対応や交渉が長引くこともしばしばあり人件費の費用対効果も有利。 ○全国を網羅する損害保険代理店が取扱できるため、もともとの損保の顧客に対して重ね売りがしやすいと考えた。生命保険分野であれば、販売資格や保険募集の委託範囲が異なるため二重三重の手間となることを解消できた。 ○商品自体の内容が簡素であり基本的なことを理解すれば非常に販売しやすい商品といえた。自動車保険や火災保険や傷害保険・賠償保険は医療保険に比べればかなり複雑な商品構成といえる。 ○外資系の生命保険会社のおかげでいわゆる第三分野の商品が日本のマーケットに定着し、規制緩和等の影響でさらに第一分野である生命保険(死亡保険)第二分野である(損害保険)との間にあった第三分野の取扱が解禁となり母体が損保会社でも生保会社でも扱えるようになった。 以上から、医療保険分野は世間からの注目を浴び、利益性や合理的な面から保険会社にとって極めて戦略商品の目玉となりうる存在だったと推察する。 ただ、それらのメリットだったはずのものが逆に裏目となり、業界としてお客様に申し開きができない問題を発生させてしまったのも事実でございます。 ご質問のなかにあるように、損保会社と生保会社で扱っている医療保険には違いがあるのかと言われれば・・・・ 基本的にはなにもございません。 あえて申し上げれば、会社独自や細かい特約・割引などが若干の僅差があるくらいで、根本的な商品構成については約款レベルでみても差があるもではございません。 要は、損保会社の子会社が生保会社であってもあくまで子会社であり、別会社ですから収益の点などからみても販売戦略・伸び悩む業績および保有契約数などを上昇させる起爆剤として考えていたはずです。 変わらない(減少傾向にある)人口・世帯数・自動車の数などのマーケットで保険会社の発展・増収をするためには他分野に目を向けざるを得なかったし、その契約をきっかけに他社の損保契約も取り込むような思惑もあったと考えます。 非常に主観的な意見・考えで恐縮でございますが参考および疑問解決の糸口となれば幸いです。 |
| 回答者名 | Dr.KEN http://ag.hokenwithu.com/rocoroco/ |
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| 回答 (投稿日時) 07/06/13 09:02 |
損害保険会社が生保子会社があるのになぜ?生命保険を売るのか? …素朴な事に疑問を持つという事はとても大切です。(^_^;) まず、保険会社はメイカーで、それを販売するのは代理店です。 代理店の中には損保の取り扱いしかしていない代理店も多くあります。 例えば自動車の修理工場とか不動産屋さんが兼業でやっているところとか 「生命保険なんて扱いたくない!」という専業代理店もあります。 そういうところでも保険会社の社員が「これは損保の医療保険ですから 売る事が出来ますヨ!」と拡販に務めることが出来ます。 また、少々の規模のある法人などでは団体扱いと言って、 その団体と代理店(保険会社)が契約することによって そこの従業員が個人的に加入する自動車保険や火災保険といった 損害保険の保険料を給料から差し引く事によって一般に加入するより 有利な制度があります。 これは損保商品に限られて生保の医療保険は対象外になるわけですが 損保の医療保険ならOKというわけです。 また私の扱っているTN社にはという あらゆる保険を一まとめに出来るという【超保険】という損保の 大型保険があって、生保子会社の商品とはまったく違ったコンセプトで 販売している医療保険(医療保障)があります。 でも、損保と生保を同じ企業体の中で分けている事が問題で一緒に すれば良いと思うのですが、これは現在の日本の保険業法上、 別会社にしなければならな事になっているのです(^_^;) ●保険金不払いについて大学で研究中とは! 私も一代理店の個人的見解としてブログに【保険金不払いに思う】 として少々、連載してありますので、よかっらご参考にして下さい(^_^) http://d.hatena.ne.jp/rocoh... |
| 回答者名 | (有)ライフケアパートナーズ http://ag.hokenwithu.com/lifecp/ |
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| 回答 (投稿日時) 07/06/13 10:11 |
さやぴーさん相談掲示板への投稿有難うございます。 さやびーさんの研究にお役に立てるかどうか分かりませんが1つお答えさせて頂きます。 さやびーさん金融ビッグバンって聞いたことありますよね。 いわゆる1996年11月より橋本内閣総理大臣主導のもと、日本版ビッグバンと呼ばれている金融制度改革が推し進められている事です。この内容の中に以下のものがあります。{「改革」の三原則としてFree,Fair,Globalという原則がある。Freeは市場原理が働く自由な市場にするために参入、商品、価格等の自由化を進めることを意図している。具体的には新しい活力の導入として、銀行、証券、保険分野への参入を促進する。また、幅広いニーズに応える商品を提供できるような体制作りとして、長短分離などに基づく商品規制の撤廃、証券・銀行業務の取扱業務の拡大を行う。}そして、保険については{その特殊な金融商品を取り扱う性質上、今まで問題は少なかった。それは、保険の種類が少なかった事、金融商品全体が規制されていた事、運用対象資産も限定されていた事が主な理由である。しかしながら、金融制度改革により業態間の壁が取り払われ、ユニークな商品を開発しようと様々なプレイヤーが参入してくる可能性が高く、当然、保険業にも変化が必要となる。ここでも新たな金融商品の開発力が要求される。}と謳っております。 つまり、金融庁の指導の基に保険業界も改革を迫られた結果として元々は死亡保障(第1分野)を扱う生保険会社と損害補償(第2分野)を扱う損保会社と棲み分けをしていた垣根をとっぱらおうとして現在の状況になっています。そして、これを機に損保会社が医療保険(第3分野の商品)を扱い始めました。その後垣根がくずれだんだんと損保会社が関連会社として生保険会社を持ち始め、生保会社も逆に損保会社を持ち始めた流れで損保会社が医療保険を扱っているかたちです。1部の損保会社は不正の結果として第3分野の商品を廃止しているところもでてきております。 どうでしょうか?多少は参考になれば嬉しいです。 それと最後にこの内容は私の記憶をたどったものなので、多少の違いはご容赦ください。 |
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