◎保険料のしくみ
保険料は、予定死亡率、予定利率、予定事業費率を計算の基礎として決められます。対面販売であろうと通販商品であろうと予定死亡率、予定利率に差がでるわけではありません。
通販は、対面販売とは違って店舗・人件費・代理店手数料等の事業費のコストが抑えられる分、保険料が割安になっているのです。
◎本当に安いか
CMでお馴染みの生保会社A社の医療保険と損保会社D社の医療保険の保険料を調べてみました。調査は平成19年4月5日現在。
●A社の医療保険の場合(通販)
入院給付金1日1万円、1回60日(生活習慣病180日)、通算730日(生活習慣病1095日)、手術給付金10万円、終身払い保険料(40歳男性)5,080円。
●D社の医療保険の場合(代理店)
入院給付金1日1万円、1回60日、通算1095日、手術給付金10万円、20万円、40万円、終身払い保険料(40歳男性)4,980円。
もちろん、完全に同じ保障内容ではないので、比較の限界はありますが、通販商品が安いという先入観は捨てたほうが良いことがわかります。
◎なぜ通販のほうが高い?
確かに、通販商品にすることにより、店舗・人件費・代理店手数料等の事業費のコストが抑えられていると思いますが、A社の場合、広告宣伝費が事業費のコストを押し上げているからだと思います。
以上見てきましたように、通販商品は対面販売商品よりも保険料が安い傾向にあるのは確かですが、通販商品のほうが高い場合もあるので注意してください。
余談ですが、通販商品を購入する場合は、完全に自己責任です。契約後に、営業職員の説明が不十分だったというようなことは言えないので、契約は慎重にしてください。